看護師が転職先を比較検討しているときに給与額や勤務地、勤務時間や残業の有無などはよく確認しているでしょう。
しかし、働きやすかったり、プライベートを充実させたかったり、さらには看護師として成長したかったりする場合には福利厚がどれだけ充実しているかを考慮することが大切です。

福利厚生として法定外のものがたくさんあるとそれだけ優遇を受けられます。重要なのが支援制度が充実しているかどうかで、何か行動を起こしたいときや困ったときに適切な支援を受けられるのが重要です。例えば、専門看護師や認定看護師になりたいと思っている人はキャリアアップ支援があると役に立ちます。なぜなら、給料を払ってもらいながら学べたり、費用を負担してもらったりすることができるからです。また、育児をする場合には育児支援があるかどうかが重要で、院内託児施設が完備されている、短時間勤務制度が充実しているという状況が理想的でしょう。介護についても同様で、介護休暇を長く取得できるようになっているといざというときに困りません。ただし、自分が利用条件を満たしているかを確認した上で求人に応募することが大切です。中には、転職してから何ヶ月か働いていないと制度を適用してもらえない場合もあります。すぐにキャリアアップ支援を受けたいけれど半年は勤務しなければならないとなると途方に暮れてしまうかもしれません。詳しい内容は直接施設に問い合わせることで回答をもらうことができます。